作・演出 田井順子より一言
十九世紀のオランダで、プアメードという一人の死刑囚に彼の了解を得て実際に行われたという人体実験の話を、
今から四十年以上前、高校生の時に保健体育の先生から聞きました。
それは、人間の“想像力”というものについて考える上で忘れがたく、私の記憶に残り続けてきました。
プアメードは、言葉の暗示によって、自分自身に、死の魔法をかけてしまったのです・・・・。
彼がもし、自分の実験の結果を知っていたら、どんな人生を送っていたのでしょうか?
言葉には魔法の力があると思います。
そして、魔法には、この世界を美しいものに変える聖なる魔法と、醜く惨たらしい世界に変えてしまう邪悪な
魔法があるらしいのです。
やっかいなのは、邪悪な魔法というものが、何気ない私たちの暮らしの中に紛れ込んで、私たちが知らず知らずの
うちに邪悪な魔法をかけられてしまうことです。
邪悪なる魔法を解く方法はあるのでしょうか・・・?
田井順子
2009年11月14日(土) 15時/19時
15日(日) 15時
魔法使いプエブロ・アレグレおばさん
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弟子ププル
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