〜上演パンフレット 『後書き』 より〜
作品の中で語られる、一人の聡明な母親というのは、20世紀が生んだ偉大な芸術家の一人、
音楽家、チェリストとして有名な、パブロ・カザルスの母、ピラール・デフィリオ・デ・カザルスのこと
です。彼女がどんなに優れた女性であったかは、上に挙げた本を読んで頂ければ、ご理解頂ける
と思います。
阿刀田高 著『ギリシャ神話を知っていますか』によると、プロローグの“プロ”は、プロメテウスの
“プロ”であり、エピローグの“エピ”は、プロメテウスの弟、エピメテウスの“エピ”であるという。
“プロ”には、≪前もって≫という意味があり、“エピ”は、≪後で≫ということになる。
今回の『山から降りたプロメテウス』は、構想の初めに、計らずも、プロローグとエピローグが始ま
った。偶然の不思議である。
サラリーマンの男
ホームレスの男
プロメテウス
若い母親1
遥子(女子高生)
老婆2
若い母親2
登志子(女子高生)
老婆1
田井順三
田井順三
田井順三
石垣帆乃香
石垣帆乃香
石垣帆乃香
緒方綾
緒方綾
緒方綾
うりんこ劇場
2003年11月7日(金) 19:30
8日(土) 14:00/19:00
9日(日) 14:00
舞台美術・監督
照 明
音 響
大道具製作協力
宣伝美術
印刷協力
企画制作
OMOTO
安藤昇益
細川ひろめ(マナコ・プロジェクト)
黒田啓之
OMOTO
木野瀬印刷(株)
パオ カンパニー