・今日は私にとって大切な日になりました。今、日本人の中に一番欠けているものを、
しかもこれほど優しい言葉で戯曲に、そして、舞台作品に創り上げられたことに感動
しました。日本のもっと大勢の人に見て貰いたいです。演者3人にも心からのブラヴ
ォーを送ります。(76才・女性)

・皆さんの心を込めた演技に圧倒された気分です。本当に圧倒されました。不思議な
時間と空間で…まだボーッとしています。“人間の名に値する自分”大切な言葉です
ね。心に残りました。(29才・女性)

・何故だか分からないのだけど、涙があふれ、流れました。ドキドキもしたし、胸も
キュンとしめつけられました。でも今は、何故だか分からないのです。足がガクガク
しています…。私にも子どもが出来たら、抱きしめてあげたい。(31才・女性)

・時々、どうしようもなく悲しくなる時があります。その理由が、少しわかった気が
しました。(24才・女性)

・心に染み入る美しい抒情詩をみているようでした。内容のぎっしり詰まった濃い想
いが、感動でいっぱいです。(年令性別不明) 

・愛情を受けることなく育った子どもたちの心の中のさみしさ、孤独感、もし自分が
そうした環境にいたとしたら……いろいろと考えました。「あなたの眼にもう少し
愛があったなら」という言葉が耳に残っています。(24才・男性)

・真ん中にある糸が効果的でした。空間の使い方、照明の使い方が上手で広がる感じ
がしました。時間が経つのを忘れるくらい世界に引き込まれました。(25才・男性)

・永山則夫さんに興味を持ちました。ぜひ、本を読んでみようと思いました。 私は
まだ結婚もしていないし子どももいませんが、いつか来るその日には、いっぱい抱き
しめて愛情いっぱいに育ててあげたいです。(27才・女性)

・「無知の涙」の本も読んでみたくなりました。私にも、蜘蛛の糸、見えるかしら…。
考えさせられる劇でした。大きい子どもでも、抱きしめてやりたいと思いました。
(55才・女性)

・とても感動しました。自分にとって、とても何か考えなきゃいけない事を感じた気
がしました。(28才・女性)

・一言一言を聞き漏らすことなく、心を静められました。私のたったひとつの一生の
目標“共感”この言葉を聞いた時は、ジーンとなりました。(40代・男性)

・永山さんの人生の意味を知り、それと比べ自分の人生の意味を再認識させられました。
我が子達をうまく世の中に送り出してやれたらと思い直しました。(43才・男性)

・永山則夫のことは知っていましたが、彼の基金とペルーのことは知らなかった。 
自分の内面を少し見つめる事ができました。(49才・女性)

・どれだけ自分が、母親、家族、周りのたくさんの人たちに愛されて育ったか、胸に
しみました。今度は僕が、大切な人たちを愛し想い続けたいと思いました。親孝行し
たいです…。(22才・男性)

・すごく感動しました。子どもたちに見せてやりたいです。(59才・男性)

・とても深く考えさせられました。是非とも「無知の涙」という本を読んでみたいと
思いました。素晴らしい舞台をありがとうございました。 これから生まれ来る我が
子には、あらん限りの愛情を注ごうと思います。(32才・女性)

・深刻な問題を、まじめに厳しく見つめながら、でもとても温かい気持ちになれる作
品だなぁと思いました。 (26才・女性)

・一つ一つの言葉や動きに引き込まれていきそうでした。背中がぞくりとする事や悲
しい気持ちになる事が多くあり、また見たいと思います。(26才・男性)

・少し難しい部分もありましたが、現実味があって、とてもすばらしいと思いました。
今、世の中で問題になっている事、自分もその事と向き合って考えていこうという気
になりました。(10代・女性)

・親子の絆というか、子どもと大人の関わりは、ずっと昔から続いて今があり、そし
てその先へと続くもの…。そんなあたり前の事を、今、忘れかけているように思いま
す。そんなあたり前の事を考えさせられた作品でした。(?才・女性)

・自分には経験のない事だけど、もしそうなったらどうしようもなくなる。私はなん
で子どもを殺したりするんだろうかと思うけど、そう思えない人もいる。みんなが人
を愛せる世の中になってほしいと思えた。他人事じゃなくて、みんなで考える問題だ
と思う。(18才・女性)

・忘れかけそうになる、本当に大切なことを、もう一度思い出させてもらえました。
(27才・女性

『新・階段の上の少年〜手のない母の肖像画〜』 アンケートより